過酷な水中作業の安全性の向上へ、潜水士リアルタイムモニタリングシステムの実証実験

2025.10.09

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過酷な水中作業の安全性の向上へ、潜水士リアルタイムモニタリングシステムの実証実験

 日頃から大変懇意にさせていただいている三國屋建設様が、

 弊社がGWO BST SS(Sea Survival)の訓練に使用する

 プールを使用になり、潜水士サポートシステムの導入に向

 けた重要な検証を実施されました。

 この検証は、海洋土木やサルベージなど、過酷な潜水作業

 における安全性を飛躍的に高めるための取り組みだという

 ことです。

 潜水作業には常に大きなリスクが伴い、万が一、水中で脳梗

 塞や心筋梗塞といった緊急事態が起きた際、一刻も早く異変

 を検知し、対応できるようにすることが最大の目的です。

 今回検証されたシステムは、潜水中の潜水士の目(眼球運動)

 や呼吸の状態をリアルタイムで詳細にモニタリングします。

 これにより、体調の急変などの事故の予兆を瞬時に捉え、

 地上のサポートチームが迅速かつ適切な救助対応を取るため

 の情報を得ることを目指しています。 潜水士の「命」を守るこの革新的なシステムの開発に、弊社の訓練

 プールが貢献できたことを大変光栄に思います。

 三國屋建設様は、この検証結果をもとにシステムの精度向上と実用化を進めていくとのことです。

 今後も、安全性の劇的な向上を目指す三國屋建設様の取り組みを応援してまいります。